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2019.09.02

フリーダ・カーロが生涯を過ごした「青い家」 カーロの人生を振り返る

メキシコを代表する画家のひとり、フリーダ・カーロ。映画でも描かれたとおり、波瀾に充ちた人生を送ったことでも知られている。その彼女が生まれ、そして最期を迎えるまでを過ごした生家「青い家」は現在、博物館となって人気を博している。カーロの人生に思いをはせる。
 

高い街路樹が日陰をつくり、周囲にはコロニアル建築の美しい高級住宅が立ち並ぶコヨアカン地区。住宅街ではあるものの、瀟洒なレストランや雑貨店、公園などがありふらりと散策するのにぴったりのおしゃれエリアだ。その中でも最も人気があるスポットが、「青い家」。その名のとおり、真っ青に塗られた外観があざやかな、フリーダ・カーロの生家である。
カーロといえば、太く長い眉が印象的な自画像で知られる。実際のところ、彼女が遺した200あまりの作品の多くは自画像で占められていた。しかしそれは彼女の置かれた状況をつぶさに語る鏡であったといい、その表現力が高く評価されているのである。1907年に生まれ、両親が建てたこの「青い家」で育った。メキシコ革命を経験し、生活は安定を欠いたという。また、6歳のころには病に倒れ長い闘病生活を送ることに。結果、足に障害を持った。リハビリを兼ねて写真家であった父とハイキングなどにでかけ、水彩画の手ほどきを受けたことが、彼女に芸術家への道を拓いたのに違いない。
 

大きな転機となったのは、18の時に通学中に遭遇した交通事故だ。乗っていたバスと路面電車が衝突し、巻き込まれたカーロは大けがをし、数か月もの治療期間、絵を描いて過ごしたのだという。生涯にわたって苦しめられる後遺症もあったが、このときに描いた絵が、のちにパートナーとなる画家で、やはりメキシコを代表する芸術家ディエゴ・リベラの目に留まったのだ。20以上もの年の差、そして浮気性でもあったリベラとの結婚もまた、安定していたとは言い難く一度は離婚したものの、カーロは自ら再婚を望み1929年から54年――2階の自室でカーロが亡くなるまで――をこの青い家で過ごしている。
現在は博物館となっているこの家の中には、カーロの使っていた調度品や衣服などが展示されているほか、車いすや後遺症の痛みを和らげるためのコルセットなども見ることができる。また、寝室の天井に備え付けられた鏡は、カーロが闘病や治療のために横たわっている間、退屈しのぎにつけられたものだというが、これが自画像を描くに至るキーであったことは想像に難くない。今もなお愛され続けるフリーダ・カーロ。訪れれば、彼女の気持ちがぐっと身近なものになりそうだ。

東京からトロントまでエア・カナダ直行便で12時間。乗り継いでメキシコシティまで5時間。

● The Blue House(英語):https://www.museofridakahlo.org.mx/en/the-blue-house/

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